時間術とは習得するものではなく時間と共存していくための術である。ーメンタリスト・DaiGo著『週40時間の自由をつくる超時間術』を読みました
どうも、ましゅ公です。
先日、自分の時間の使い方が下手すぎて嫌気がさすわ!と嘆きのマートルもビックリなくらい卑屈なネタで自分を卑下する醜態を白日の元に晒しました。
本日はその続き。
あの時挙げた、DaiGo著『週40時間の自由時間を作る超時間術』を読み終えたので、そのお話。
さすがはメンタリストを肩書きにあげるだけあり、超時間術の内容はライフハックでもあり、かつメンタルハックなものでもありました。
要はね、
タイムハックしたいのであればまず己の精神面から見直さんかい!!!
という、彼の熱い熱い愛のムチを感じました(キモい)
よく巷に溢れる時間術について説く本は
「時間設定を設けて作業をしよう」
「スモールゴールを」
「早朝に起きてスタートダッシュを」
「頭の回転を・・・」
などなど、テクニック的な要素を中心に語っているような気がします。
うん、確かにこれらができれば何も困ったことはない。
だからその本の著者はドヤ顔で執筆してるんだと思う。
けれども、小手先のテクニックだけでは時間術はおそらく半分くらいしか身につかない。それは何故かというと「時間を支配してやろう」「時間を自分の思い通りに回してやろう」という、昔むかーしケルト人をヨーロッパの端っこに追いやったゲルマン人(だっけか?)のごとく侵略者的な思想に偏った方法だからだと私は思うのです。
支配しようと躍起になればなるほど、気づけば支配されている。
ミイラ取りがミイラになる。
そんな感じ。
時間というものを意識すれば意識するほど人は時間に関してどんどん敏感になっていくのですよ、奥さん。
きっとタイムハックに躍起になった人の行き着く先は、映画『インターステラ』の主人公・クーパーの道中みたいに結果や成果だけを取り急ぎ追い求める感じになっちゃう。
違うんですよ。
時間を思い通りに使いたいと思うのであればまず、自分の中の「時間」に関する考え方・接し方を改めないといけない。
そして「時間」っていうのは扱うのが難しい。目に見えないくせに私たちを束縛する。だから時間に翻弄されないようにメンタルも同時に鍛えなければならない・・・
というDaiGoさんからのメッセージを感じました(個人比)
大変ありがたかったのが
「時間を有効に活用したければ朝早くに起きなさい」
って書いてなかったこと。
時たまyoutubeとかでDaiGoさんの動画を見ると、彼、結構な夜型と自分を言っているんですよね。そして私もめっちゃ夜型の人間。
朝型こそ正義!な人が多すぎてげ○吐きそう・・・ってのが自己啓発本の暗黙の了解(そして暗黙の反応)だと思ってたので、もうこの一点だけでも非常に親近感が湧きました笑
時間は何人においても24時間しか与えられないもの。
それを増やすも減らすも私たち人間の力では無理なのです。
私たちはどうしても時間というものに翻弄されやすいし躍起になって時間を屈指させてやろうと躍起になりがちですが、私たち自身の時間に対する価値観とマインドを改めて、うまーく一緒に生きていけたらなと思いました。
・時間術とか何それおいしいの
・数多の時間術の本を読んで結局は上っ面だけの中身なしだったわ・・・って結論に至ってた方
・朝型になろう!と言われて殺意めいたものを感じたことがある方
に、是非是非読んでもらいたいです。
本書内ではただ読むだけじゃなくてワークアウト的な点もあるので、飽きずに読み進められます!
・・・え?「随分前の記事から間あいてからのレビューだったな、まさか本読むの遅いだろ?うぷぷぷぷ!!」って思いました?
・・・本自体は1日で読み終わってるんですがね・・・
一朝一夕で時間と仲良くするのは無理で
「時間ない」
「暇ない」
「眠い」
で後回し後回しにしてたらこんなに公開が遅くなってしもうてん・・・
(実際は忙しくないし暇ばかりあるんだけど、苦し紛れの冗談を言っているだけなのはここだけの秘密だぞ!)
はっ・・・私、読むだけ読んで感想書くだけ書いて一ミリも成長してない気がするわ( ^ω^ )