【戯言】読書ってつまるところ何や
どうもこんにちは。
ましゅ公です。
また新しい本に着手したけどまだ全然読めてないので、私の大好きな戯言でも吐き散らかそうかな、と!
読むスピードが決して早くはないから、合間合間にこうやって戯言を挟んでいこうかと思ってます。一つのテーマについて妄想を広げるの、好きなんだよねぇ。
ということで、戯言初回は「読書ってつまるところ何や」。
このブログの最初の記事でも書いた通り、世はどんどん読書離れに向かってます。
それは、生活リズムゆえだったり、スマホやスマホゲームの台頭だったり、はたまたyoutubeなどの映像メディアが以前よりも本当に気軽に手軽に見られるようになったり、本に対しての優先順位がどんどん下がっていっているがゆえに起こってることみたいですね。
まあ確かに。
こんな将来不安だらけの社会にいるのでは目の前のことで一杯一杯にもなるし、読書なんて気分にもなれないだろうし、だから目の前のスマホでモンスターぶつけて俺TUEEeE状態に浸りたいし(それは私のことだ)。
読書なんてしなくて良いじゃない、今を楽しめば良いじゃない。
そんな天からのささやきが聞こえてしまうのは致し方のないこと。(あれ?)
まあ、私はモンストバカだけど、人生それだけじゃくだらないとも思ってる。
だからこうして読書して、そして読書でだって楽しめるよっていろんな人に伝えたかったんだ。
でもさ、
思ったんだけどさ、
読書って、何で良いの?
読書することでなにが見返りで得られるの?
どうして皆、手放しで「読書は良いよ!」って声を大にしていうんだろう??
「読書 メリット」ってグーグル先生に聞いてみると、いろんな方々が力説してました。「読書をすることはメリットでしかない!!」と。読書のメリット5選だとか10選だとか、人によってメリットの数が2倍くらい違うのですが、まあ私的にまとめると、
読書をすることは
1・語彙力がアップするよ!
2・教養を得られるよ!
3・コミュニケーション力がアップするよ!
4・お金持ちになれるよ!
この4点に繋がる、そうです。
以後、考察していきましょう。
被験者:ましゅ公
ましゅ公の家系は読書家ばかりだ。母親も父親も、若い頃からずっと読書が好きなのだそう。私が幼い時から、母親からアガサ・クリスティーやコナン・ドイルの面白さ、父親から時代小説の面白さをよく聞かされたものだ。
そんな私も、小学校まではクズゲーマーだったのだが、中学になると本の虫に。小説から始まり、今に至るまでノンフィクションや実用書など、幅広く読んできた。
さて、読書です。
1・語彙力が増える
これはどうでしょうか? 私は「確かに」と思いました。
なんかね、どうして確かにって思ったのかを口で説明するのは大変なんだ。でも人と話してる時に「語彙力豊富やね」って言われる時が時々ある。普段「まじでまじで」とかしか言ってないんだけど、ポロっと出るらしい。
そんでもって、語彙力があるとなにが得するかって、「相槌の豊富さ」よ。
人類、ホモ・サピエンスとして生きる上で最も大事な要素、それは「共感」だ。
共感しあって、仲間になって、そして共に行動して。生物学的に考えるとあまりに弱い立場にいる人間という種がここまで地球に君臨し続けられたのも、偏に共感能力が他の種より格段にあったからだ、と私は考えるのであるよ。
そしてそれは今も同じ。
社会というコミュニティで生きていく上で、どうしても共感能力は必要になる。相手を立てることができれば、自分の地位も安泰というものよ。
で、その時ただ「すごーい!素敵ですね!やばいです!脳が震えました!」とか短文をダダ漏れさせるより、「〇〇が本当に素敵だと思いました」とか言えたら相手も悦に浸れる度がアップすると思いません??
瞬時に相手を悦に浸らせられる感嘆詞を吐ける。これには最強の武器となり得る。そしてそれには語彙力が欠かせないのである。
私はよく「相手をおだてるのがめちゃ上手い!」って言われる(貶すのも大得意だけど←)。それは読書をしているからと言っても良い、ということでしょう!
なので、「語彙力が増える」これはアリ。そして同時に「コミュニケーション力のアップ」にも繋がることでしょう!
2・教養が得られる
読書をすると教養が得られるそうです。
ええ。本当にそうだと思います。
そんでもって、苦労してます。
小説でもなんでも、読めばそれなりの知識が手に入ります。
例えば先日紹介した恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」だって、ストーリーを通じてクラシックの知識やピアノコンクールという知らない世界を知ることができました。
はたまたレイチェル・カーソンの「沈黙と春」を読めば地球の環境について。ホリエモンの「多動力」を読めば時間の有効活用方法について。デカルトの「方法序説」を読めば、これは哲学書じゃなくて科学書やん、という懸念を抱いたり「Cogito ergo sum」がどういう意味かを知ることができます。
そうした一見私たちの人生には関係のない要素が、思わぬところで役に立ったりするものなのですよ。
この間、「人間は近い将来臓器を取っ替え引っ替えして1000年の寿命を得られるようになる!」って力説してきたおじさまがいらっしゃったのですが、「でも人の脳は1000年の情報をストレージできるほど利口にできてないですよ」って返したんですね。これもどこかの本に書いてあった情報を覚えてて出来た返しだったのですが、その返しにいたくそのおじさまは感動してしまったらしく、それから10分ほど話が続きまして。
「いやあ、君は色々勉強してるね!」
なんて終わり際に言われたほど。
…素直に嬉しかったですね。(だから何だ)
まあ、そんな感じに読書をすると副産物で知識が手に入ります。
その副産物はTPOが上手く合致した時に用いると莫大な威力を発揮します。
が。
なのですが。
なんかね、逆に物知りすぎて同年代にはメッチャ受け悪いんよ私。
「へー、そうなんだねえ…」
なんて。
知ってる情報を話したら、人によってはドン引きされたり。
何やこいつ、やばいわ…なんて思われたり。
年上と年下には受けいいんだけど、同年代はアカン!!
ということで、このメリットは一長一短感が半端ないです。ええ。
「本の虫」って、だから誕生するんじゃないの?
3・コミュニケーション力がアップ!
前述の通りです。一長一短かもしれません。
4・お金持ちになれるよ!
知ってますか?
お金持ちは読書家の方が多いそうです。
だから読書をするとお金持ちになれるそうです(どこの推論の問題だよ)
でも、考えてみると、お金持ちの人っていうのは、私たち庶民と比較しても幅広いジャンルの方々と会う機会が圧倒的に多いと思うんですよね。例えば社長さんとか、どこかのお役所の大臣だとか。自分の知ってる領域外の人と接する時、自分の世界の常識って、通用すると思いますか? 多分「自分の常識は相手にとっての非常識」状態だと思います。そんな時に役に立つのが、そう、「共感力」ですよ!
相手の人生に耳を傾け、共感する。その時に役に立つのが教養の力だったり、相槌のうまさだったりするのではないでしょうか?
そしてたまに「ああ、それ知ってますよ」なんて言えたなら、相手もほっこりニッコリでしょう。懸隔が急激に縮まりますね。
よく「本を読むくらいなら実際に会えよ」なんて、「百聞も一見にしかず」の亜種みたいなセリフを吐く人もいますが、その素地作りとして読書は役に立つのではないでしょうか?無知の状態で会いに行っても失礼ですし両者共に楽しくないですからねぇ…
ではましゅ公は金持ちか?
これまで散々読書で得たもので色々人生得してきたでって語ってきただけに、きっとそれなりに金持ちに違いねぇ!
…そう、思いましたか?
ええ、私はただのしがない派遣社員です(ドン!)
はい、おっぱっぴー。
まとめます。
読書ってつまるところ何やねん。
→語彙と教養を得ることで暴力を振るうことなく相手を懐柔させ、自分の地位を高めることのできる可能性を大いに秘めた最強の武器を手に入れるための訓練の一種
私はそう、考えたよ。