ましゅ公と愉快な呟きたち

いろんなことについて書きなぐりたい。そして、それが誰かの役に立つといいなと夢想するブログ。

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人工知能が私たちの生活を脅かす存在になるなんて、そんなことはありえないと思う理由、その1

どうも、ましゅ公です!

 

昨今の人工知能の台頭は目覚ましいものがありますね!

 

例えば、ひっそりと存在するペッパー君。(この間、はま寿司の店頭で接客している姿を目撃しました笑) 対話は成り立ちませんが、テンプレな案内ならお手の物!英語や中国語、言語の壁すら乗り越えられる彼の姿は、勇ましいものがありました。

そして馬鹿にしてるのかフレンドリーなのか、愛嬌のある声と表情。

うん、蹴り飛ばしたくなるあざとさだ。

 

SONYのアイボも、ちょっと前にすんごい進化を遂げて帰ってきましたね!

初代のアイボなんてトランスフォーマー感満載だったのに。

 

そのほかにもポケトークという外国語翻訳機。事務仕事においても、自動システムの搭載で人が頑張って入力しなくても機械がある程度の入力を代替して行ってくれるもの。気づけば私たちの周りはオートメーション・機械・人工知能の恩恵なしには生きていけないものになりつつあります。

 

それを危惧する人ももちろん出てきていて、

「今後なくなる職業◯種」だの「私たちはAIにいずれ仕事を奪われる!」「私たちの生活は生きていくのが困難なほど、困窮を極めることだろう」とかいう終末論万歳な記事が、ネットで検索すれば山ほど出てきます。

 

実際私の会社でも、事務職の人たちの中には「ああ、私たちの仕事もあと10年したらなくなるのよね…」なんて悲壮感漂う発言をする人もちらほら。

 

だから「手に職をつけよう!」と、プログラミングを学んだり、アフィリエイトを始めたり、皆来るべき終末にむけてもがいてます。

 

でも、本当に機械が、人工知能が、私たちの生活を脅かす存在になると思いますか?

私は全くそうは思えないんです。

 

エルゴプラクシーからみる、人工知能と人類の関係性

 

エルゴプラクシー(Ergo Proxy)というアニメをご存知ですか?

 

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Ergo Proxy OP [HD]

 

2006年、wowowのみで放送された、全23話のアニメです。

制作は「サムライチャンプルー」などを手がけたマングローブ

 

近未来、荒れ果てて崩壊へ向かう世界。人類が唯一安心して生きられる都市「ロムド」。「最後の楽園」と呼ばれるその都市は、人工知能や科学が発展し、人々は自らの意志ではなく、人工知能やオートレイヴ(高い知性を持ったロボット)に頼りっきりの生活を送っていた。

 

ある日安寧のロムドに異変が起こる。

 

「コギトウイルス」という、ロボットを暴走させるウイルスがどこからともなく侵略を始めたのだ。

自制を欠いて勝手な行動を繰り返すロボット。それらを「感染型オートレイヴ」と呼び、見つけては排除を繰り返していた。

どこからそのウイルスがやってきたのか、調べても誰もがわからなかった。

でも、その姿はどこかー人間めいてみえたー

 

ロムドで生まれ育ったリル・メイヤーは、ロムドの安全と安寧を守る存在、市民情報局の職員(警察のようなもの)であった。

彼女はある日、外の世界から移民としてやってきた一人の青年、ビンセント・ロウ接触する。最初はただの職員と移民としての接点であったが、”とある事件”をきっかけに、一連のウイルス騒動の原因の「何か」を、ビンセントは知っているのではないか?と思うようになる。

それからは執拗にビンセントに接触するようになるリル。

まさかそのことが彼らの、そしてロムドの”真実”を暴くことになろうとはー

 

こんなあらすじの本作。

AI、オートレイヴ(ロボット)と人類の共存というテーマを2006年の時点で私たちに提示してくれた、とてつもない意欲作でした!

今でも記憶に残っているくらい大好きな作品で、人におすすめするものの

「重い」「よくわからない」「暗い」

と、なかなか相手にしてもらえません。遊佐浩二出てるのに…!!!

実際日本での人気はあまりなく、海外からの支持が熱い作品だったと聞きます。

 

このエルゴプラクシーですが、これを見ていると、どうも機械や人工知能まかせの人生は駄目だ、と思えてくるのです。

 

エルゴプラクシーの世界観は機械・人工知能依存が極めて高いので、例として取り上げるのはちょっと極端かもしれないのですが(なんせ妊娠も、妊娠の権利を抽選で獲得して人工子宮で行われるレベル)、結局のところ、ホモ・サピエンスという生き物を脅かす存在に人工物はなることができない、という思いを抱くこととなりました。

 

長くなったので、また改めてブログを更新したいと思います!

 

 

それでは!