「働くことが地獄…」そう思う人、もしかして人の顔色ばかり伺ってませんか?
どうも、ましゅ公です!
みなさん、毎日ちゃんと会社行ってますか?
都内だと満員電車に揺られ、今は夏ですから毎日暑さと他人の体臭に悩まされ、それでも毎日会社に行ってますか?
毎日会社に行けるって、すごい。
社会人になったら「決められた日はちゃんと出勤する」というのが暗黙のルールとなりますよね。学生の時はよく授業さぼっていた人も、社会に出ればなぜかちゃんと会社に行く。
でも、私思うんです。
毎日会社に行ける人って、本当にすごいって。
まあ、私だって毎日、平日は会社に行ってます。
たまに残業だってします。帰宅が22時くらいの時だってあります。
でも、毎朝辛いんです。朝起きた瞬間から、朝に恨みがましい思いを抱きます。
前日の夜、床に就く時も「ああ、明日会社なのか…」と思うとなかなか寝られません。
朝にしてみれば、朝だって好きでやってきてるわけではないのにそんな負の感情を持たれても困るし、さらには寝られないなんて布団に失礼です。布団が自分の存在意義を疑っちゃいます。
実家に住んでた時にも、親から「あんたはどうして毎朝フツーに会社行けないの」っていつも言われてました。
んー…別に私だって好きで毎朝荒れてるわけじゃないんだけど。
いや、私だってわかりますよ。お金のために働かなきゃいけないってことは。
でも、辛い。嫌なんですよ。
人の顔色を伺いすぎて、働くことが地獄に感じる
なんでそんなに嫌なのかなーって、考えてみたんです。
そしたら、そこにはある共通点があって。
私は、過剰に人の顔色を伺う傾向にあったんです。
顔色を伺うってどういう意味なんでしょう?
大辞林で調べてみると、
「相手のご機嫌をうかがう。顔色を見る。」
という意味なのだそう。
そもそも日本人は民族的に顔色を伺う傾向が強いといいますよね。
それは島国だから、ムラ社会だったから…と様々な見解があります。きっと臨機応変に対応しないと村八分にされかねなかったのでしょう。当時はムラームラ間の関わりすらあんまりなかったと聞きますから、村八分になったら最早おわりだ。
…まあそんな環境で必要に身につけたのが、このスキルなんだろうなぁ…。
だからってそれは決して過去の話ではなく、現代社会であってもそのスキルは大事。多分、初期キングダムハーツの「ライブラ」ってアビリティくらい大事(わかりにくいわ)。それがないと「あの人サイコパス」とか言われかねない。
うん、なんとも世知辛い国だね。島国万歳だ。
だから、まあ、人の顔を伺うというのは、普通に大切なスキル。
でも、それが過剰に出てしまう人も中にはいるんですよね。
その中の一人が、私な訳です。
じゃあ、「過剰に出る」とどうなるのか?
その一例を、私のある日の業務で解説しましょう。
その日私は凡ミスをしまくってました。
課長からミスを指摘されるものの、落ち込む必要なんて全くないくらい、些細なミスと言われました。
でもミスはミス。間違えたことに変わりはないので、「次はこうしよう、ああしよう」と色々対策を頭の中で考えてました。でも、その日に限っていろんな凡ミスをする。
最悪です。こんなことってあるんかい!と悶絶です。
で、課長とは業務上関わりが深くて、業務の確認だったり、わからないことを聞いたり、と1日に話しかける機会がメチャクチャ多いんです。
でも、その凡ミスがあってから、なんだか話しかけにくい。
というか、話しかけて良いのかな、「またこいつか、良い加減にしろよ、っていうかちゃんと働けよクズが」とか思ってるんじゃないかなって考え始めちゃうんですよね…
それ以降も、離席や着席時の様子が気になってしまうこと、話しかけられた時に2倍も3倍も顔をまじまじとみてしまう。そして顔のパーツの些細な動きでさえ、気になって仕方なくなる。
その時の心境が、これだ。
・
・・
・・・
→あ、ちょっと上司の口角が片方だけ上がった。怒っているのかもしれない
→言葉と言葉の間に間が開き過ぎだ…私の対応が気に障ったのかもしれない
→そもそもいつもそんな雑な対応じゃなくない?
→もういい加減にしろよ、とか思ってるんじゃないかな
→去り際も、早く去りたいオーラが半端なかった。きっと私のことクズだって思ってるのかな
→なんか機嫌悪いな…私のせいかな
→「この派遣やべぇ」とか思ってるのかな、次の契約更新切るつもりなのかな…
→このやりとりを、周りの人はどう思ってるんだろうな
→きっと私はできない人だってみんな思ってるんだろうな
ぐるぐる、ぐるぐる。
そんな思考が、頭の中で素粒子もビックリするレベルで脳内神経を旋回しています。
そして退社する頃には、「明日会社行きたくない」だの「死にたい」だの思いつめてしまっております。
誰に話したって「いや、考えすぎだから!」って言われるんです。
だから多分気にしすぎなんだと思うんですが、それでもどーしても空気を吸うみたいな感じで考えてしまうんですよ。
孤独極まりないです。どうして理解されないんだろうなぁって。
むしろ、どうしてみんな注意されても平然と仕事できるんだろうなぁって。
一回、それで心の相談統一ダイヤルに電話したくらいです(生憎回線が混雑していて繋がらなかったのですが)
働くことが地獄でも、まだ諦めない。その思いは、自分に合った働き方を見つけるチャンス!
働くことは、ただでさえ疲れます。
そして、人の顔色を伺うことはとんでもなく神経的に疲労します。
つまり、社会で働くことは心身共に疲労困憊する。
これは言い訳なのでしょうか。
これは”逃げ”なのでしょうか。
人間失格なのでしょうか。
…そんなことはないですよ。きっと、それもまた、”個性”の一つ。
忌むべきでも悩むべきでもない。そしてそれは周りの人とて同じ。
こんな人もいるってこと、わかって欲しいですよね。
人の顔色を伺いすぎて辛くなってしまう人にはどんな仕事が向いているんでしょうか。研究職や専門職がおすすめ!とかよく聞きますが、それだって普通に大勢の中で働く以上は顔色みちゃう可能性だってあるわけで。やっぱり生きにくい。
あとは、通勤しないで、近隣のレンタルオフィスとかで仕事ができる環境がもっと整えば良いのに。
でも、本当にオススメなのはフリーランスなのかなって。
(今度は今後継続的に稼いでいけるか不安になると思いますが…)
それかもういっそのこと、「顔色を伺う」って文化じゃない国に行くとか良いかもしれませんね!そしたらいちいち人の反応でビクビクしている自分が馬鹿らしく思えてくるかもしません笑
もうみんなわかりきったことですが、会社にいけないことや他人との関わりが下手であっても人生生きていけなくなるわけではない。
そりゃあ会社で働くよりも何倍も大変かもしれませんが、今の世の中には稼げる方法、自分という存在を役立たせる方法がいくらでも存在していると、私は考えてます。
だから、「会社に生きたくない」という葛藤を、ポジティブな形に転換していきましょうよ!そして、まだ人生捨てないでください。私たちの人生は、他人のためじゃなくて私たち自身のためにあるんですから。
それでは!