涙が出るほど感動する音楽を生み出すアイスランド至高のアーティスト、シガーロスについて。
どうも、ましゅ公です!
音楽って素敵だと思いませんか?
音楽って素敵だと思いませんか?
音符が、人の声が、楽器の音が。
それだけの組み合わせで、私たちは感動したり気分が高まったり、時にセンチメンタルな気分になったり。
どうして音楽は人の心を動かす力を持つんだろう、と兼ねてから不思議に思っていました。
今日は、そんな音楽のお話。
みなさんはこれまでの人生の中で、心を揺さぶられる音楽に出会ったことがありますか?
私は昔から海外のアーティストばかりに関心があって、そっち系の話になってしまうのですが、例えばDeep forestやエニグマ、LIBERA、MUSEやマイケミカルロマンス、Zedd、Mrtin gallixなどなど、なんだか雑多に聴いてきて、それぞれ「やばいわ、これだわ…」って思ってきたのですが(浮気性!)、
その中でも断トツに震えたアーティストがありました。
シガーロスとは?
シガーロスとは1997年アイスランド・レイキャヴィクで結成されたアーティスト。
1999年に発売されたアルバム「アゲイティス・ビリュン」で世界的に有名となりました。
彼らについて以前語ったことがあるのですが、本当に次元を超越した凄さを彼らは持っています。
彼らに出会ったきっかけはなんだっただろう…
気づいたらCDを買って聴いていて、当初はレディオヘッド愛が再熱していたのでそこまでどハマりしてはいなく、たまーに聴いている程度だったのですが、付き合ってた彼氏から唐突に「別れよう」って言われて失意のどん底にいた時、youtubeで見つけたこの動画でシガーロスにどハマりしました!
アルバム「Valtari」から、「Dauðalogn」。
シガーロス的には別に失恋ソングじゃないんですよ。
そんな曲です。
穏やかなのに、激しい。そんな逆説的ワードが成立してしまう曲。
美しく、儚い。なのに、心を失礼極まりないくらい揺さぶってくる力強さがあります。
どうしてヨンシーはこんな曲を作れてしまうのだろう。
そして、どこからあんなに綺麗な声が出るんだろう。
そして、動画。
これはシガーロスの公式PVではありません。
おそらく、この曲に感銘を受けた方が製作してくれたもの。
静かに食事を嗜む二人。
穏やかな晩餐。
けれど、これから「何か」が起こることを感じさせる場面展開…
とても不思議で美しい作品です。
出演している俳優さん、女優さんもめっちゃ綺麗!目の保養になります!
俳優さんの甘いマスク、好みだわ…
失恋なんて一気に吹き飛びました←
ダンディは正義です
シガーロスの自由な音楽性
シガーロスの音楽性は一貫したところがなく、静かな音楽を作ればパワフルな曲を歌い上げることもあり、その音楽のバラエティがきっと長く彼らの音楽を聴いていても飽きさせない、むしろもっと聴きたくなる要素を生み出しているんじゃないかなと個人的には考えています。
例えば、2013年にリリースされたアルバム「Kveikur」はどの楽曲もシガーロスの中ではとくに激しく、情熱的です。(先に挙げたValtariのすぐ後にリリースされたのですが、Valtariが全体的に静かで美しい楽曲で構成されていたので、その反動で激しめになっちゃった、とヨンシーが語っていたそうです。)
Sigur Rós - Brennisteinn [Official Video]
いままでのシガーロスからしてみれば随分毛色の違う楽曲たちだったので賛否両論わかれる作品のようですが、私は好きです。
めちゃくちゃにエモいんです。
エモくて、ロックなんです。
なのにシガーロスなんです!
ヨンシー節が、いたるところで炸裂しているんです!
本当にどこまでも才能溢れたアーティストです。
そして最近のシガーロス。
それぞれがアイスランドの国道沿いのどこかの地域を指しているそうで、数字とアルファベットの羅列は緯度経度等の地図情報なのだとか。
ほぼインストゥルメンタルで構成されていますが、ヨンシーの歌声がなくても「ああ、シガーロスだな」とわかるところがまた、たまらない。
それにしても最初何かのバグだと思った…
音楽は素晴らしい友だと思う
いつまでもシガーロスは魅力的な楽曲を作ってくれる。
そして、彼らの曲を聴くたび、私の心をどこかに誘ってくれる。
クソみたいな人生ですが、シガーロスに出会えてよかったなと心から思います。
これから当分人生を歩んでいくと思いますが、
彼ら以上のアーティストに、私は出会えるんだろうか。
音楽は、時に慰めてくれ、またある時は元気付けてくれる。そして前向きな気持ちにさせてくれるものもある。
まるで友人のよう。
音楽って、素敵。
音楽って、偉大だと思う。