ましゅ公と愉快な呟きたち

いろんなことについて書きなぐりたい。そして、それが誰かの役に立つといいなと夢想するブログ。

ましゅ公と愉快な呟きたち

かつて私が受けたモラハラレベルの圧迫面接について…そんな無駄なことに頭を使うから、いつまでたっても日本は景気が良くなれないんだよな

 

どうも、ましゅ公です!

 

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暇ですね…

今回の年始年末は9連休。

もはや3連休した時点で飽きて飽きて退屈で。

「仕事いきてーよー!」って気分になってます。

…どんだけ仕事好きなんだろう。派遣のくせに。

 

まあそれでももう少しで仕事はじめ。

今日は朝から洗濯したり掃除したり、あとは我が家を色々改装したく、作戦を練ったりしてます。

タンスの収納とか見直したいんだ。酷い有様だから…

 

あとはモンハンアイスボーンやってたり。

クラッチクローと壁バンさえ攻略できれば、ソロでもいける!と思う!

マスターのリオレイアは最早楽勝となりつつある。

 

それでもなお余る時間。

会社がないとこんなにも1日って長いんですね。

ふと、ちょっと昔のことを思い出しました。

 

むかしむかし、圧迫面接というものなむありけり。

 

圧迫面接

 

就職氷河期の時代は、私が就活していた時は終わっていたと思うのですが、それでもまだまだ、企業の方が立場が上。私たち就活生はいかに彼らに気に入られようかと齷齪していた時代でした。

 

そんな時に横行していたのが、この圧迫面接

程度は様々で、面接官が酷い営業先の人になりきって根掘り葉掘り聞かれるものから、就活時にはどーでもいい、個人的特徴をあれこれ批判するタイプのものまであるようです。

 

私も正社員に憧れていた時代があったことはあったので、何十回と面接に赴いたことがあります。まあ全て不採用になってしまったために今のこの雨晒し人生なのですが、その中で2回、今だったら完璧にモラハラに引っかかるような面接に遭いました。

 

まあそれで完全に冷めちゃって、正社員なんかならなくても良いや、って思って今に至るわけです。

 

※ここから先は暗澹たる話になります。ご了承くださいませ。

 

私が受けたモラハラに最早抵触している圧迫面接

 

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1・情報系企業の面接のお話

 

あれは私がまだ24歳の時のお話でした。

就活をしようとエージェントに登録して、オススメされて面接に赴いた都内のとある企業。

 

受付で挨拶を済ませ、面接官のいる部屋へ。

 

席についてまず名乗って、自己PRとか志望動機とかを相手に伝えて。そして面接に入っていくはずだったんですが…

途中で制止される。

 

…ん?って思いました。

そして、彼はこんなことを言ったんですよ。

 

「これまで社会人経験はないですね?」って。

大学卒業してからはフリーターをしていました。だから会社で働いた経験はなかったんです。…でもそれでも大丈夫とのことで面接に進んだはずだったんだけどな…正直に、アルバイトで食ってきましたって伝えたら…

 

「社会人経験もないくせに今から正社員になれるとでも思うんですか?」

って言ってきたんですよね、そいつ。

 

いや、考えて?

私その時24歳。

まだ学校卒業したて。(一年留年してしまったので…それが原因かもしれない…)

まだだいぶ若い。

 

さらに続けると

「そんな人と面接をする気はないので…エージェントの建前で面接してあげたけど、採用する気ないので。だから今日は社会について教えてあげるよ」

「あなたみたいな人は正社員としてまずどこも雇ってくれないと思うからさ、就職活動自体無駄だろうと思うよ?…で、これから取るべき3つの選択肢を教えてあげるけどさ、まずは派遣で働いて玉の輿狙うこと、二つ目は派遣から契約社員を狙うこと。それくらいなら簡単だろうから…正社員は難しいだろうけど。そして3つは今のアルバイトを続けること。今働けてるんでしょ?ならこれからも働けば良いじゃない」

 

まあなんともご丁寧に紙に図まで書いてくれちゃったりしてさ。

 

「…まあ、それくらいしか方法はないんじゃないかなぁ…? でもさ、ウチは採用する気は全くないけど、折角こうして来てもらったから教えてあげてるんだからさ、僕って本当に親切じゃない?ね?ほら、お礼の一つ二つくらい言えないの?」

 

以上。

作り話だったらどんなによかったか、と思いますが、本当の話ですよ。

 

…すごくない?

ここまでのクズを見たの、彼が初めてかもしれない。

『玉の輿』っていう昭和ワード発言にも震えましたが、アルバイトから脱したくて来ているにも関わらずアルバイトに戻れとは話が噛み合わない。今思えば彼は何かしらの脳機能がおかしかったのかもしれない。

 

でもまあ一番愚かなのは、黙って話を聞いちゃった私。

今だったら「何ほざくんだこのくそじじい」とか言いたい放題言えるんですが、当時はそんな勇気もなく。黙って聞いて、黙って帰ってきてしまった。

 

そしてエージェントに面接の内容話したら絶句されるし。

…そうだよね、普通は流石にそこまで言わないよね。

 

5年以上も経つのに未だ鮮明に思い返せる。

 

 

2、某大手飲食チェーン店

 

まあ先の面接に比べたら可愛いものですよ。

二時面接かな?面接官のおばさんがすごかった。

 

「笑顔が気持ち悪いわ」

「ファンデーションの色あってないんだけど。そんなんでよく飲食店の採用に来ようと思ったよね?」

「傘の色暗くない?(当時、紺色の傘を使ってました)…性格暗いんだからさ、傘くらい明るくしたらどうなの?」

 

ファンデーションは結構気を使ってたし、周りに聞いても肌色にあってると言われたし、どういうことなのか未だに謎。

 

もちろんこちらも落ちました。

…飲食の面接で落ちるなんてやばい、と周りがドン引きしてました。

私も驚愕でした。

 

圧迫面接、意味ないよね?

 

厳しい面接ならばわかる。やる価値はあると思います。

けれども、人の個性について難癖つけたり、あとは時間の無駄をなんとか有意義な時間に変えたかったからわかりませんがひたすらに馬鹿にするようなことを言ってくるの面接なんて、そんなのはあってはならないと思います。

 

今だったらきっと圧迫面接でした!と相談できるところがあるのでしょうが、当時はそれもなく。なんせ、企業が「君らを採用してあげても良いんだよ?」といばり散らしていた時代でしたから。私たちが必死に歯を食いしばって合わせるしかなかった。

 

…だから、というとあれなのですが、

そんな2つの面接を受け、もう正社員なんてどうでもよくなってしまったんです。

 

世で働く正社員様は高尚な思考をもって聖人君主のような心を持って、それはそれは学生に毛が生えた風情の当時の私にとって眩しいお方々なのだろうと思っていたのですが、私の目の前に出てきたこの二人は一体全体何だったんだろうか。そもそも人間だったのだろうか。2ちゃんの刺客なのではなかろうか。…とにかく、幻滅しちゃいましたよ。

 

圧迫面接をやる暇があるのであれば、もっと他のこと…例えば自分が働いている会社や、自分がより良く生きるためのワークライフバランスを考えた方がよっぽど良い。

 

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そもそもどうして面接という対等な関係性で行われるべきものに弱者強者の発想を取り入れようとするのだろうか。全くもってわからないです。

 

まさかもう、圧迫面接なんて行われていないですよね?

私みたいな目に遭う人が他にもいるなんて想像しただけでもゾッとします。

 

圧迫面接を今もしている方がいたら思い直して欲しいです。

 

圧迫面接をやることで貴社に何のメリットがあるんでしょうか?やって楽しいんでしょうか?そもそも面接をやる前、本当に面接をやる価値があるかどうか吟味した上で志望者を選別していますか?また、もし面接の際会ってみて「こいつはないな」と思ったとした場合。早く切り上げて帰せば良いじゃないですか。ずるずると面接時間を意味のない行為で長引かせて、散々毒吐いて、それで何になるんでしょうか?面接時間を長引かせれば長引かせるほど褒賞があがるシステムが導入されているんでしょうか?「私仕事してます」って悦に浸れるとかですか?

 

…なんだかさ、そんな無駄なことに時間を使うことが許されるほど、世の中簡単じゃない気がするんですが。そんなことに頭を使うからば会社の方針を決めたり、企画を作ったりする「会社にとっての本当に大切なこと」や「世の中にとって大切なこと」、そして自分のためのワークライフバランスに考えが回らなくて、だから日本はいつまでたっても高度経済成長期を超えられないんですよ。

 

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先進国とは最早呼べない諸々。

 

もうちょっとこれらを解決するために頭を働かせて。

結局のところ個人の努力じゃどうしようもないことばかりだから政府の号令をただただ待つばかりの私たちだけども、頭の一部分だけでもいいから、1日のうち1分だけでもいいから、そういった問題を考えることで、この不条理だらけな世の中は少しずつ良くなっていくかもしれない。

 

これは圧迫面接だけに限らず。

日本の企業、特に大手になればなるほど、時間もお金も無駄なことに費やしていることが多いので、今一度何が大切か、何が不要なのかを考えた方が良い気がします。

…朝から晩まで会議とか頭狂ってるし、会社特製のノベルティなんていらないんだよ…マジで。どうして無駄を許容していこうとするのか謎。

 

 

…と、ちょっと脱線気味かもしれませんが、圧迫面接からそんなことを考えたり…

 

とにかく、圧迫面接なんて一刻も早く遺産にすべし!

 

 

それでは!