ましゅ公と愉快な呟きたち

いろんなことについて書きなぐりたい。そして、それが誰かの役に立つといいなと夢想するブログ。

ましゅ公と愉快な呟きたち

芸能人からも人気のつるとんたん。「おうどん」という新天地で戦う彼らの良さが、いまいちよくわからない

 

どうも、ましゅ公です!

 

芸能人からも絶大な評価を得る、つるとんたんのおうどん。その人気がいまいちよくわからない

 

つるとんたん」といううどん屋さん、ご存知ですか?

とても特徴的なうどん屋でして、めちゃくちゃでかい器に盛られていて(それこそ祝いの時に出てくるような盃程の大きさ)、お酒や一品料理も提供しているので居酒屋としても利用可能、そしてなぜだか芸能人からの人気がすごい。

 

ちょっと前につるとんたんがよくテレビのネタになった時があって、その時に有名な芸能人の方々がこぞって「つるとんたん好き!」と言っているので何かの宗教かと思った私めでございます。

 

私も人生で一度、つるとんたんに行ったことがあるのですが…なんだか何が美味しいのかわからないんですよね。

 

そもそもどうしてつるとんたんをネタにしているのかというと、今日社内でつるとんたんに行った!と話している人がいたからなんですよ。私は話盗み聞いていただけだったんですが、聞くと美味しい美味しいのオンパレードで「そうなの?!」って思って。それでかつて行った時のことを思い出しちゃったんです。

 

六本木のつるとんたんで独り食べた、釜玉のおうどん

 

六本木のつるとんたんに行きました

 

あれは私がまだ若かりし頃…といっても3年前ですが、六本木のつるとんたんに一人で赴きました。

当時は六本木を制するものがこの世の覇者じゃけん!とめちゃくちゃいきがっていた時代で、今日はエンジョイするぞ!と六本木界隈に出ては結局根がチキンなので23時くらいにちゃんと電車に乗って帰宅するという謎な行動を繰り広げてました。

…うん、いつ思い返しても歴代の謎行動ベスト1位だわ。朝までいないと六本木に行く意味なんてねぇ!←

 

マルティン・ルターよりもマーティン・ギャリックスを信仰していた時代でした。

 

 

…と余談はここまでに。

そう、つるとんたんに行ったんです。

そして頼んだのがこちら。ちゃんと写真撮ってました!

 

f:id:masyukou:20200105231446j:plain

 

恐らくですが、「釜玉のおうどん」というのを食べたんだと思います。

卵黄と卵ソース(?)の鮮やかな黄色が白地の器に映えて美しい。

脇に置かれた色鮮やかな緑の青ネギを散らせば、よりその美しさは増したことでしょう。

 

‥にしても器でかくない?

そして、驚くべきがそのお値段で、一杯900円くらいする。

 

f:id:masyukou:20200105233552p:plain

(つるとんたん公式HPより。いろんな器があるようですね!)

 

釜玉うどんで一杯900円。どこの時代のハイパーインフレだろうか?と思うが、このうどんがあるのは現代の日本である。大体1ドル110円を行ったり来たりするような時代の中の、このうどんである。

 

けち臭い私は考えてしまうわけです。

丸亀製麺に行ったらこれの二分の一以下の値段で釜玉食べれるよねって。

そしてあの力強いコシの讃岐うどんが食べられるよねって。

 

でも、かの有名なつるとんたんですもの。

きっと値段に見合った三つ星レストラン顔負けのうどんなはず!…と思って食べるも、麺は柔らかいし味はそんなんでもないし。なによりも平皿に乗ってるから食べにくいのなんの…!そして脇の鰹節が若干邪魔だった記憶があります。

 

この時私はこう思ったのです。

つるとんたんはうどんじゃない…おうどんなんだ」と。

 

つるとんたんはうどんではない。「おうどん」という別次元にいらっしゃるものなんだ

 

つるとんたんのうどんには冒頭で説明した特徴の他に、もう一つ特徴があるんです。それはメニューを見れば一目瞭然なのですが、すべてのうどんを「〜のおうどん」としているんですよね。

きつねうどんならば「きつねのおうどん」、今回の釜玉は「釜玉のおうどん」

藤原道真を「ふじわらのみちざね」とするような高貴的なイメージをつけようとされているのでしょうか。とにかく、「おうどん」なんですよね。

 

私が思ううどんとは、丸亀のような弾力半端なく値段も安い庶民料理のうどん、または秋田の稲庭うどん。どちらもシンプルが売りのうどんです。

 

一方つるとんたんは一杯一杯ごとが「こだわりの料理」といった様相。だからこそ器にもこだわるし、うどんの見た目にもこだわる。フレンチのような、懐石料理のような、そんなうどんを目指されているのでしょう(もうちょっとうどんの味にもこだわって欲しい。マジで。)

 

そう、つるとんたんはうどんではなく、「おうどん」

おうどんという世界で覇権を目指されているお店に違いないです。

私はそこに相容れなかった。

だからこその、「つるとんたんってそんなに美味しい?」という感想を持つに至ったのでしょう。

 

最初は酷評してやろうと思って描き始めたこのブログですが、なんだかもう一回くらい食べてもいいんじゃないかという気分になってきました。‥もしかしたら六本木店のおうどんが美味しくなかっただけかもしれないし。

銀座や丸の内にもあるというので、会社終わりに一度立ち寄ってみようかしら。

今度は「つるとんたんマジで美味しいよ食べなきゃ損だよ!」って言ってたりして笑

 

 

それでは!