ましゅ公と愉快な呟きたち

いろんなことについて書きなぐりたい。そして、それが誰かの役に立つといいなと夢想するブログ。

ましゅ公と愉快な呟きたち

「派遣切りが怖い」という、そこのあなたへ。

どうも、ましゅ公です。

 

コロナが猛威をふるい始めてからもうすぐ半年が経とうとしています。

・・・、もう半年ですよ?早くない?

今年の3月が日本における感染のターニングポイント(ようやく国内のコロナ感染について世間が深刻に考え始めた時)だと考えると、もうすぐ9月なので約半年。

 

こんなモグラみたいな毎日送ってるのって初めてだぜ。

確かに生きてはいたんだろうが生きた心地がしない半年間です。

 

9月といえば、我々社会で働く身にとっては半期決算の時期でもあります。

そして派遣で働く身にとっては・・・進退を決めるポイントだったりもします。

 

大抵の派遣会社って3ヶ月更新だと思うんです。

で、たとえ5月とか8月とか、微妙な(?)時期に派遣先での労働を開始しても、派遣会社の意向で更新の時期を4・7・10・1月にしてもらえないか、と言われて時期を調整されると思うんです。

 

私がそうで、去年の5月半ばに今の派遣先で仕事を開始したのですが、去年の年末変更してもらってもいいかと打診されました。

 

「ほーん、まあいいで!」

 

とメチャ軽いノリで承諾したのですが、おそらく会社というはどこも3の倍数で変化していくから、その前の月だと派遣先ー派遣元で雇用調整の話がしやすかったからだろうな・・・と思います。

 

未曾有のコロナの被害。

そして多くの企業が業績を落としていっている昨今。

今はそう・・・8月の半ば。

 

そろそろ魔の契約更新の時期。

今の雇用が9月いっぱい。そしてだいたい更新か否かの連絡は、契約満了月の前月の半以降・・・つまりジャストナウなのですよそこのあなた!!!!!

 

私は派遣切りが怖いです。

何でか。

まず派遣切りってあんまりにも唐突だし無慈悲だから。

「1ヶ月後に、あなたはここの会社の労働者では無くなります」

って言われるんですよ?そして

「まあ次の職場探してやってもいいが保証はないぜ」

というのが暗喩されていたりします。

 

こちらの都合がどうであれ先方が要らないと言えば、要らない。

会社の業績に一番左右されるのが私たちで、そのことについて口を挟む権利は与えられない。

派遣ってそう考えると世知辛い身分ですぜ。

 

次に金銭面の問題です。

 

ただでさえ薄給の派遣。

都内で、運良く専門事務の職に就けた私でも(割りかし時給はいい方です)、月給は手取り23万かそこら。ボーナスなし。福利厚生は雀の涙。

世にいう「ブラック企業」で働いてる人たちよりはマシかもしれません。

けどもやっぱり、お金はたまりません。

 

派遣なんて正社員に転職したくてもなかなかできない身分です。

今後のために少しでも貯金しておきたいのですが、唐突な雇用満了を告げられたら、せっかく立てた生計もまた一から考え直さないといけません。

 

他にも色々考えることはあります。

いつも契約更新の時期が近づくと毎日胃が痛いです。

今年はコロナが合間って気が気じゃないです。

不安で仕事で凡ミスばかりします(おい)

 

けど、考えてみれば、「雇用・賃金の不安定さ」がつまるところの派遣なんですよ。

派遣を派遣たらしめている二大要素が、まさに私が今不安に思っていることなんです。

 

だから派遣という働き方を選択している時点で、これらについては諦めていなきゃいけなかったわけです。不安に思うことは仕方のないことですが、心の底から不安に思ってはいけなかったわけです。

 

更新時期が近づくたびビクビクしている私は、派遣という働き方を何か勘違いしている。

私と同じく雇用の不安定さを嘆く派遣の方、いらっしゃいませんか?

私とお揃いで、都合のいい幻想に生きようとしているのかもしれませんね。